“VSおとうさん”公文ひっ算で勝負
”VSおとうさん”の記録です。「父さんと勝負したい」。次男が公文で出された課題の計算問題で挑みたいと申し出がありました。スピードでは敵わないかもしれませんが、前向きに取り組もうとしてくれています。
きょうも我が家の最大の強敵(トモ)は本気で挑むと宣言。しかし、今回の勝負は波乱の展開になったのです。
”VSおとうさん”とは
子供たち4人と私(妻)が、お父さん(=夫)と対戦します。勝負するテーマは毎回異なります。ルールは簡単。いつもそれっぽく偉そうなこと?を言う夫に挑みます。子どもたちは、勉強(算数、テスト、理科、社会)やスポーツ、遊び、ゲームなどさまざまです。
勝負終了の期間は未定ですが、子供たちとともに「勝ち越したい」という気持ちしかありません。将来的には特別試合(賞品付とか…笑)とかも考えていきたいです。夫のメリットは・・・?子どもたちの時間です。
公文「ひっ算」くりさがりの考え方
みなさんは、「10進法」の考え方をどのように教わりましたか。遠い昔のことで私はどのように習ったか忘れてしまい、いまでは当たり前のことと考えてしまっています。
10進法→「10」をひとまとめにする考え方。0、1、2、3、4、5、6、7、8、9の数字を使う。10をカウントしたら上の位に繰り上げいく。
ひっ算を習う上では、10進法の考えを基にしたこの繰り上げや繰り下げが大切なんですよね。何度も繰り返し計算し、日常の中では当然のことになっているので、改めて言葉で説明しようとすると難しい。
次男がひっ算でリベンジ!そして、こぼれ落ちる涙
勝敗のポイント
①いかに早く解けるか
②正解率
※復習はしっかりしよう
今回は200問の計算。引き算を中心に足し算と文章問題が入っています。スタート前の次男は、「あー勝ちたい」とはにかんでいます。(どんどん経験値を積めば勝てるよ笑)
よーい、スタート!
カリカリカリカリ
カリカリカリカリカリ
カリカリカリカリカリカリカリ
「はい!終わりました」
夫のほうが早く解き終えました。問題数が多ければ多いほど、次男に比べると経験値の高い夫が有利です。正答率も100%でした。勝負は勝負として記録しますが、きょうは次男の課題点について書きたいと思います。
理解しきていなかった「繰り下がりと繰り上がり」
一方、次男の正答率は、200問のうち正解率はおよそ50パーセントでした。
姉弟で通っているKUMON(公文HP)。公文式では個人の理解度に合わせて、小学校や中学校、高校など先々で習うところまでステップを上げていくことができます。次男はこの春から小学生になりますが、現在、小学2年生で習う算数を学んでいます。おそらく、公文式の中では、平均か平均より少し下といったところでしょうか。
今回、”VSおとうさん”で競った「ひっ算」は、習い始めてから1か月以上たちましたが次の段階に進んでいません。繰り下がりを理解しきれていなかったのです。これは親として良くなかったなと反省しました。
奇妙な引き算!「下の数字からは計算しないよ」
上記のように、なぜか下から(大きいほうの数字から引く)引き算するという計算をしていました。間違いのほとんどがこの計算方法で導き出した答えでした。
あとは、次男は指を折りながら計算しています。たとえば、「145-37」という計算の問題の場合、彼の頭の中ではまず「45ー7」を浮かべます。ここから、44、43、42、41、40、39、38という風に、指を一つずつ下りながら7つ引くのです。
まだ暗算ができないので仕方ないのですが、この一つずつ引いていく際にミスが生じてしまっているのです。
こぼれ落ちる涙。繰り返しあるのみ
夫が〇付けをしていると、次男の頬を大粒の涙がこぼれ落ち始めます。勝負に負けたことと、〇の少なかったことが悔しかったそうです。1時間近くかけて、夫と一緒に1問ずつ1問ずつ丁寧に解きおなしていました。
このような課題があったにも関わらず気づけなかった親がよくないなと感じました。公文に通っていることに満足していたのかもしれません。「なぜ学習するのか」も分からない中、学習する習慣も付いていなかった次男です。子どもと一緒に学習に向き合わないといけないと気持ちを新たにした”VSおとうさん”でした。
そんな真面目なことを書いていますが、当の本人(次男)は、ひとしきり涙を流して学習したあとモリモリとご飯を食べ、ネットフリックスで映画(クレヨンしんちゃん)を楽しんだとさ。
戦績(0勝5敗)