VS おとうさん

【長女VSおとうさん】線香の火で時間を計るには?Z会算数の問題集で挑戦!

早速ですが問題です!

(問題)20分で燃えつきる線香があります。これをつかって時間をはかることを考えてみましょう。線香の両側に同時に火をつける場合をかんがえてみましょう。このとき、線香は半分の10分で燃えつきます。では、線香を2本使って、15分を計る方法を説明してください。

遠いむかーーーし小学生のころにやったような記憶があります。覚えていないだけかもしれないですけど、小学校でこういった問題は習っていないような気も…。この問題、Z会のグレードアップ問題集(小学5年生)の「時計を上手に計ろう」というテーマの問題です。

この問題集では、解答は15分を計る方法をまとめた上で文章で書くよう求めています。小学校ではこうしたテストが、なかなかないので練習にもなります。

上の問題の答えは記事の下で紹介します。

”VSおとうさん”長女がZ会の問題集で!

さて、がやがや6人家族では、子どもたちがすすんで勉強できるようにと“VSおとうさん”という取り組みを始めています。夫の思いつきです。夫は、子供たちに勉強へのきっかけを持っていもらい狙いがあり、それと同時に自分の子どもとの時間を作っているようです。

今回は、小学6年生の長女がZ会のグレードアップ問題集で挑戦します。

“VSおとうさん”とは

ルールは簡単。子供たち4人と私(妻)が、お父さん(=夫)と対戦します。勝負するテーマは毎回異なります。いつもそれっぽく偉そうなこと?を言う夫に挑んでいきます。私は料理をメーンに勝負したいと思います。子どもたちは、勉強(算数、テスト、理科、社会)やスポーツ、遊び、ゲームなどさまざまです。

強敵(ライバル)おとうさん

子供たちがいつまで付き合ってくれるのか。夫も続くでしょうか。いつか子供たちと一緒に勝ち星を増やして、「勝ち越したい」という気持ちが強まっています。勝ち越したあかつきには豪華賞品に期待(笑)いえ、冗談です。

家庭の自主教材で課題克服へ

前のブログの記事で公文式の効果についてを書きました。インターネット上では「計算問題が中心となっていて文章問題が解けなくなるのでは」と、デメリットを感じる口コミがありました。

たしかに、公文の教室で学ぶ算数では、計算問題がおよそ9割を占めます。一部、文章問題も出題されますが、それでは十分ではないと感じる方もいらっしゃると思います。一方で、公文は「計算力という基礎を身に付ける」ことに特化しています。基礎を固めて応用問題に生かしていこうという狙いがあります。

では、いつどのように基礎を応用に生かせばいいのか。我が家では、問題集を取り入れています。しかも少し難しいレベルに挑戦しようということで、Z会(問題集の紹介)奨学社(問題集の紹介)の問題集に取り組んでいます。

とはいえ、まだまだ基礎が身についてない我が家の子供たち。難しいレベルの問題をはじめから一人では解けないので、夫が一緒に取り組むことにしています。

「時計を上手に計ろう」という問題で挑戦

さて、今回は「時計を上手に計ろう」という問題です。この記事の一番上で紹介した問題を含めて全部で4問を解きます。

勝敗のポイント
・正解率
※解き方の理解を深めることが目的

(問題)20分で燃えつきる線香があります。これをつかって時間をはかることを考えてみましょう。線香の両側に同時に火をつける場合をかんがえてみましょう。このとき、線香は半分の10分で燃えつきます。では、線香を2本使って、15分を計る方法を説明してください。

(答え)2本の線香のうち1本は両側、もう1本の線香は片側に同時に火をつける。両側から火をつけた線香が燃えつきたら、もう1本の線香の反対側にも火をつける。

どうでしょうか。答えを見ると「なるほど!」と納得しませんか?基礎知識に加えて、思考力が身に付きそうな問題ですよね。文章で答えを求めるところも訓練になります。

“VSおとうさん”結果はいかに・・・

【正解率】 長女50%/夫100%

夫の勝ちです。長女は50パーセントとなっていますが、教えてもらうまでは一つも解けませんでした。というのも、問題の解き方すら知りません。この記事で紹介している問題が1問目でしたが、少し考えたあと夫がヒントを与えていました。

夫「2本のうち1本は両側、もう1本は片側からつける」

夫は解に向けて少しずつ情報を小出しにしていました。長女が自分で考えるように促していました。1問目の解き方を学んだあと残りの問題に挑戦。最終的に「線香を使った時計の図り方」を学んだことで、50パーセントの成果率となったのです。

お恥ずかしいかぎりですが・・・

最近、子供たちの勉強といえば、夫が見る機会が多くなりました。難しい問題もあって子供たちが頭を抱える様子もしばしば見ます。そういえば、私は問題集を解いていないなと思っていたところ、見透かしていたかのように夫がある一言を投げかけてきました。

夫「ところでさ、線香の問題解いてみて」
私「え、線香を折ったらだめなの」
夫「どこで折るの」
私「半分のところ」
男「ふっ(笑)どこが半分から分からないのよ。それだと問題に出さないのでは……」

長女が敗戦したとか“VSおとうさん”の記事をえらそうに書きましたが、私も解けませんでした。小学校5年生とはいえ応用問題はとても難しいです。少しずつでもいいので子どもたちにとっては良い機会になっているのかなと思っています。

夫、意外と強し。

戦績(0勝7敗)