子どもの学習

【公文式の学習効果は】小学生姉弟3人が通っています!評判や口コミは?体験も含めて報告♪ 

きょうは公文式について。小学校6年、3年、1年、3歳児の姉弟がいる我が家では、小学生3人が公文の教室に通っています。公文歴は2年ほど。中学受験も考えていませんので、ほかの塾には行っていません。

算数、国語、英語を学んでいます。←これだけ通っていると教室代の支払いがとても大変です……。子どもたちの勉強のサポートとなればと頑張っています。

公文式の効果は?ということが一番気になると思います。私としては効果は十分にあると考えています。それはなぜか。計算問題であれば、できるまで(公文が定める基準に達するまで)同じテーマの問題を繰り返し解くことになります。

・繰り返すことできっちりと基礎をつくる
・理解できるまで次に進まない
・小学校の授業も復習的な位置づけにできる

簡単に書くと上記のようなメリットを感じています。インターネット上にある口コミや評判のなかでは「公文式は詰め込み式で文章問題が苦手に」といった心配の声もあります。この記事では、3人が通っているという我が家の体験に基づきながら、公文式の効果について紹介します。

公文式の月額会費はどれくらい?

1教科/月額会費 東京都・神奈川県の教室 ほかの地域
幼児・小学生 7700円 7150円
中学生 8800円 8250円
高校生以上 9900円 9350円

公文式の1教科あたりの会費です。ほかの塾に通わせたことがないので、高いのか低いのかは皆さんそれぞれだと思います。我が家では、現在3人通っていますのでそれなりの支出です(汗)

去年までは、長女が国語と算数、長男と次男は算数のみでした。ことしに入ってからは、長男と次男から「国語と英語がやりたい」という提案があり、3人とも英語、国語、算数に取り組むことになりました。(夫のおこずかい→大幅減)

理解度に合わせる公文式

先々に習う問題にも挑戦できる!

近年、子供の学力低下の問題が懸念されています。ニュースでこうした問題が取り上げられますが、正直なところピンと来ていません。基本的に我が子しか見ておらず、小学校のレベルがどうなっているかもあまり気にしていませんでした。

このような研究がされています。公文式学習がもたらす効果についての論文です。大阪大学の特任教授や国立教育政策研究所の専門家らがまとめています。公文式の効果についてまとめた論文(PDF)

簡単に言うと、一般化するのはまだ早いと前置きしたうえで、
・処理力や修正力、思考力といった能力と学力試験の得点を両方が上昇した。
・困難校と呼ばれる中学校で公文式を取り入れたところ学習姿勢が改善した。
・公文式には有用性があるとしています。

(体験談)姉弟3人の算数の進捗状況を紹介

長女(小学校6年)→小学校6年生の算数 
長男(小学校3年)→小学校5年生の算数
次男(小学校1年)→小学校2年生の算数         (2022年4月時点)

上記のような感じです。算数に苦手意識をもつ長女ですが、それでも6月ごろにかけて習う予定の分数同士の掛け算の問題に取り組んでいます。最近は調子も出てきたようで、勉強も進んで取り組む姿勢が見られます。

長男は、算数の計算を解くのが好きなので2学年先の問題を解いています。この春1年生になった次男も指折り数えながらこつこつと算数に挑戦しています。

それぞれ進捗状況はバラバラですが、理解できるまで次のカリキュラムに進むことはありません。定期的に教室で行われるテストに挑戦し、正答率や解答時間など基準に達すると合格します。

国語や英語も理解状況によって変わります。作文や国語が得意な長女は、まもなく中学生の問題に取り組むようです。

詰め込んで大丈夫?の声 文章問題は解けない?

公文式をインターネットで検索すると、「詰め込み教育で心配になる」「文章問題が解けないのでは」という心配する声もみられます。

考え方にもよりますが、公文式は反復して問題を解くことになりますが詰め込み教育だとは感じません。毎週、教室に通って課題をもらってきますが、1日中その問題を解くことなんてありません。現在のところ、長くても1時間余り。詰め込みのレベルにもなっていません。

また、文章問題が解けなくなるのでは?という点です。公文式と文章問題が解けないという2つを同時に考えるなら、公文式だけでは不十分と考えるのがいいのではないでしょうか。我が家ではこの点についてを克服しようと取り組んでいるところです。

公文式の反復学習は効果的!

公文式の教材は、テーマに合わせて問題を繰り返し解きます。たとえば、「ひっ算」に取り組んでいたとします。1枚あたり裏表に計算問題が約20問集約され、1日あたり5から10枚の宿題が出ます。

このことで、素早く正確に計算できる力を身に付けることができます。公文式ではこうした点を狙いとしています。計算力を付けることで、考える時間にも余裕ができます。さきほでの文章問題について戻ります。

親子二人三脚で取り組んでいます

以前の記事で紹介した問題集を導入にしています。どちらもamazon1000円ほどで買うことができます。上記画像からレビューも見ることができるので、参考にしてみてください。

Z会の問題集はレベルが高いです。5年生の問題集で特に文章問題のものでは、親でも解けないことがあります。お恥ずかしい限りですが・・・。解く時間を設けたうえで、長女と一緒になって問題に挑戦しています。一方、1年生の問題集は次男一人でも割と解くことができます。

このように我が家では公文+家庭学習を合わせるようにしています。

さいごに

長男と次男は、幼稚園の頃から公文に通っていたおかげで、みずから勉強机に向かうといった学習習慣が身に付きました。最近では長女もみずから机に向かって勉強するようになり(漫画や絵を描くほうが好きですが・・・←これもまたよし!)

一番の目的としてはいけない気もしますが、先々の学習ができるということも子供たちを刺激してくれているようです。公文のテストに合格すると、「5年生の勉強している!」などと喜ぶ姿も見られます。

小学生のうちに楽しみながら勉強ができるっていいことだなあと実感。たまに、宿題をせずに放置しているとお父さんの雷が落ちますが。

あ、すごいなと思うことを一つ。公文は全国のなかで現在、自分はどのあたりいるかという順位的なもの知ることができます。次男が幼稚園の時に見た一覧表で、上位1%の園児が微分積分の勉強をしていました。わたしもかないません(笑)