子どもの学習

【自宅学習】効率的な勉強法ってあるの?自主学習への向き合い方を考える

小学6年生、小学3年生、小学1年生、3歳児を子育て中のがやがや6人家族。最近はこのブログで公文やZ会の問題集を紹介しながら、我が家での自宅学習についての取り組みを紹介しています。

効率の良い勉強法はありますか?

インターネットで検索すると「すごいな」「なるほど」と感じる記事が紹介され我が家で言うと子どもが4人ですので、それぞれの性格もありますし一概には言えないですけれど、我が家での自宅学習への向き合い方

姉弟そろって“リビング学習”

みなさんのお子さんが家で勉強する場所はリビングですか。それとも子供部屋ですか。間取りや生活スタイルによって異なると思います。我が家では、小6の姉と小3の長男、小1の次男の3人はリビングのテーブルで勉強します。

三男が騒いだり、家事による生活音も出たりしますが、3人は基本的にリビング学習をしています。長女は自分の部屋を持っているので、気分によっては部屋で勉強することもありますが、リビング学習について考えます。

メリットとデメリットを考える

メリットは「分からない問題が出たときにすぐに聞けること」です。これは自宅での勉強で大切にしていることの一つです。「少し考えて分からなければすぐに聞いてほしい」と伝えています。幼少期時代、分からないまま放っておくという私の課題でもありました。

親が近くにいると「おかあさん、これなに」「おとうさん、これはどういうこと」と聞いてくれます。この場合、マンツーマンの勉強スタイルをとることができます。一緒に考えながら解くことで理解を深められるのではと考えています。

一方、デメリットととして考えられるのは周囲の音です。特に三男。たくさんのレゴのパーツが入った箱をひっくり返したときは騒音レベルです(笑)。テレビを付けてYouTubeを見ることもあるので、勉強の妨げになることも。ただし、これを一方的に注意したところで、怪獣に変身する(泣き叫ぶ)だけなので慎重に対応しないければいけません。

そもそもリビング学習なんてものはあるのか?と思い、ググってみると出てきました。割と一つのテーマとして扱われています。なかでも中学受験のプロ小川大介さんのコラムはとても参考になりました。

中学受験のプロが小川大介さんが考えるリビング学習

『かしこい塾の使い方』主任相談員、小川さんは子供に「安心感と自信を与える」ことが重要だと指摘しています。成長したいという意欲を持ってもらうことを大切したうえで、親によるフィードバックが欠かせないと書いています。

いちばん近くにいる親が、自分のことばや行動を見ていることで「もっと頑張ろう」という原動力につながると述べています。

★集中できる空間を選ぶことが大切★

「東大生の多くがリビング学習をしていた」ということが書かれています。私は初めて知りましたが、コラムでは次のようなことが書かれていました。

リビングで学習したから学力が上がったのではなく、勉強ができる子どもは「自分がいつどのようなやり方で勉強すれば効率的で楽なのか」という感覚を持っているとしています。筆記用具の使い方や勉強のタイムテーブル、場所の選び方など自分なりのスタイルをつかんでいるそうです。

勉強部屋で一人静かに机に向き合っているからこそ集中できないという日もあります。「リラックスして何かを考えたいときは家族の会話や生活音がちょっと聞こえるシチュエーションでやりたい」と考えているときもあるそうなので、子供たちに合わせたいと思います。

効率の良い勉強法は

みなさんが考える効率の良い勉強法ってどのようなものですか。自分が子供の時を振り返ると…まあ、集中していなかったとはっきり覚えてます。特に「この問題が分からない」という負のスパイラルに入ると、ぼーっとしたり他のことをしたりしていた記憶がよみがえってきました。

とくに我が家ではこれといった方法は決めていませんが、以下のような目標を立てています。緩い目標ですが。

・この1ページは仕上げよう
・解いた問題は復習まできっちり

時間は決めていませんが大体1時間程度になっています。問題集1ページを解いて、解説を見ながら振り返ると1時間近くたっています。これが我が家の自主勉強、いわゆる+アルファの学習です。あとは、学校の宿題や公文の課題に取り組んでいます。

ベネッセの勉強法を参考にしてみよう

ベネッセ教育情報サイトに「効率の良い勉強法」について書かれていました。大きく7つに分けられていたのでまとめました。

①目標時間を決めて集中力アップ
②スキマ時間を効率よく使う
③脳の働きに合わせて学習内容を時間別に分ける
④復習までには時間を分けて(分散学習)
⑤「覚える」ではなく「思い出す」学習法
⑥音読でやる気と記憶力アップ
⑦自分に合った勉強法で効率アップ

⑤のように考え方を変えて取り組むのもいいなと思いました。「テスト効果」とも呼ぶそうです。テストでは思い出す作業になりますが、より実践近いということで⑤を自宅学習に取り入れてみようと思います。(テストを作ってみようかと♪)

プラスαの勉強で始まったのが“VSおとうさん”というイベントです。父親に子どもたちが勉強やゲームなどあらゆることに挑戦するといった内容。今のところ、子供たちも楽しそうに取り組んでいるので良しとしています。

やっぱり、ベネッセ教育情報サイトにもあるにたどり着くのがいいんでしょうね。これから模索していきたいと思います。トライアンドエラーを繰り返して一緒に成長したい。