“VSおとうさん”最レべ問題集で挑戦
”VSおとうさん”。長男が最レべ問題集(小学3年生)で挑戦しました。しかし、今回初めての勝負はいつもと違います。解き始める前に夫が長男に声を掛けます。
夫「今日は速く解こうと思わないで。制限時間の中でお互いじっくり解こう」
どうした。なんの意図があるのだ・・・・・・あっ💡
計算問題が得意な長男だけれど・・・
この春から3年生になった長男。通っている公文式では、4年生の問題に取り組も等しています。反復に次ぐ反復。公文のメリットですよね。←私も通ってみたかった(ただ、実家はいわゆる田舎なのであったのかもわかりませんが・・・)。
長男は、シンプルな計算問題を解くのが好きみたいです。4姉弟のなかでも一番集中力があるといいますか、ブロックやルービックキューブ、知恵の輪などをやり始めると周囲の声が聞こえなくなります。自分の世界に入っているんですね。
こうした能力を伸ばしてきた一方で、文章を読んで論理的に考えて解く(文章問題)は苦手です。というより、取り組んできていないので経験が浅い。
「自身の課題に向き合ってもらおう」
そんな“VSおとうさん”の回となりました。
”VSおとうさん”とは
子供たち4人と私(妻)が、おとうさん(=夫)と対戦します。勝負するテーマは毎回異なります。ルールは簡単。いつもそれっぽく偉そうなこと?を言う夫に挑みます。子どもたちは、勉強(算数、テスト、理科、社会)やスポーツ、遊び、ゲームなどさまざまです。
勝負終了の期間は未定ですが、何年かかけて「勝ち越したい」と思います。独り立ちする際には豪華賞品なんかを要求したりして・・・笑、などと考えています。あれ?夫のメリットは・・・?子どもたちの時間です。
最レべ問題集 3年生の算数「割り算」
大阪や京都、兵庫で塾を運営をしている奨学社(ホームページ)問題集です。解説が簡潔で分かりやすいなと思って購入しました。関西有数の難関でもある灘中学校や洛南高校の付属中学校の受験対策としても活用されているみたいです。
最レベ問題集とは
最レベ問題集は、分野ごとに「標準」「トップ」「最高」と3段階の難易度に分けられた問題が集約されています。
「標準レベル」… 学校で習う基礎レベルと同じかやや高めの問題。
「ハイレベル」… 文章問題では一定の読解力が必要となるレベル。
「最高レベル」… ひねった文章問題が並び難問ぞろい。
今回はハイレベルの問題でVSおとうさんをしました。
参考に問題を一つ紹介
(問題)30㎝の竹ひごを同じ長さになるように5本に切り分けました。1本は何㎜になりましたか。
割り算を知っていれば簡単ですよね。ただ、上記のように「㎝」で問うておきながら、答えは「㎜」で答えるよう出題されています。長男は案の定引っかかりました。6㎜と書きました。(1㎝が10㎜であることは理解していました)
標準問題は、全くの捻りはありません。ハイレベルよりさらに難しいのが最高レベルです。使ってみての感想としては最レベ問題集は繰り返し解くことで、基礎を固めながら応用問題にも取り組むことができる1冊となっています。おすすめです。
改めて、強敵(夫)への挑戦を振り返ります。
勝敗のポイント
①制限時間は10分間
②正解率
標準問題はサッと解けますが、ハイレベルになると苦戦する長男。夫は100点(当たり前です←Z会の5年生問題集は間違いもある)。一方、長男は81点でした。
(問題2)48㎝のはり金を使って、同じ大きさの正方形を6つ作ろうと思います。正方形の1辺の長さは何㎝になりますか。
(長男の解) 48➗6=8 答え 8㎝
やはり問題を理解していませんでした。これが最レベ問題集です。頭を刺激してくれるいい問題だなと感心します。
夫「惜しいな。6つ正方形ができるでしょ」
長男「うん」
夫「8㎝ってなんの数字?」
長男「・・・(沈黙)」
夫「(紐を手に取って)これが48㎝のはり金としよう。6つに切ったら?」
長男「8㎝」
夫「そう。正方形できてる?」
長男「できていない。まっすぐ」
夫「これで正方形作ってみて」
長男「あー、2㎝か」
納得したようです。こうした問題に触れる機会を多くすることがとても大切だなと実感しました。公文式には公文式の良さがあります。一方で、それぞれの細かなウィークポイントは自分で克服するか、親が一緒になって取り組む必要があるなとも。
仕事から帰ってきた隙間時間に机に座ってくれる夫に感謝です。
今日は、気持ちよく1敗を書き記しましょう。ただ、それは今日だけです。
週末は私が「料理」でリベンジだ!
戦績(0勝6敗)